自給自足系ミニマリスト

子育て中の田舎の主婦です。製菓衛生師免許、コーヒーインストラクター(2級)所持。バックパッカー経験あり。世界一周していた夫と結婚しました。

生前整理をして老後ミニマリストだった祖父が持ち続けていたもの。

蓄える、は安心。持たない、は怖い。

「物がない時代」を生きてきた、多くの方々の考え方です。

特攻隊の訓練をしていた祖父は、あと1ヶ月後には特攻へ行くのだというところで終戦しました。海水で作ったすまし汁のような物を食べたり、浜で見つけられる貝を奪いあって食べながらの飛行訓練だったようです。

今のように食べ物が余って捨てられるなんて考えもできなかった時代は終わり、物を溜め込むことができる時代へと変わった戦後の日本。

私はその時代を生きてはいません。でも、おじいさんおばあさんに話を聞く機会はありました。それは、ラッキーだったな、と思っています。

話を聞いたことがなければ、物を捨てられないおばあちゃんの事情も考えずに、咎めるようなことを言ってしまったかもしれない、と思います。

渋柿をむいて、干しています。片付けやすいように、短い竿をいくつも繋げた、おばあちゃんの発明です。

老後ミニマリストの祖父が持ち続けていた、切手と古銭のコレクション。

生前整理をして、だんだんものが減っていった、老後ミニマリストの祖父。

minimalistinaka.hatenablog.com

祖父の減らされ、厳選された持ち物の中に、ひっそりと。古銭や切手のコレクションがありました。祖父はコレクションをするような人ではないと勝手に思っていたので、驚きました。

でも一番驚いたのは、毎日寝ているベッドを断捨離してテーブルに寝ていた祖父が、古銭と切手のコレクションを捨てていなかった、ということです。

古銭はともかく、使用済の切手コレクションは、ベッドよりも使っていないし、捨てやすいはず。じゃあなぜ捨てていないのだろう、そんなに大切なものだったのだろうか。

そう考えて、しばらく取っておきました。でも、1年くらいして、使用済み切手と古銭は手放すことにしました。

祖父が、孫の私が自分の持ち物を捨てようか悩んでいる方が、気にするだろうと思ったからです。

剪定された柿の木。重そうだったのがすっきり、さっぱり。これで冬を迎えられます。

古銭の処分ってどうしたらいいんだろう、お金って、捨てていいのかな?と思って、他の物と一緒に、リサイクルショップへ古銭を持って行ってみました。

すると、今はコレクターが少ない時代だから、買い取れません、と言われました。他のリサイクルショップにも聞いてみると、買い取ってくれるところは、大量ならいいですよ、とのこと。

祖父のコレクションはせいぜい数十枚だったので、買い取ってもらえませんでした。

結局、メルカリで必要としてくれる人がいらっしゃったので、買い取ってもらえました。

コレクターの少ない時代。

戦時中、戦後は、働くのにも生きるのにも必死で、娯楽なんて考えてはいけないような雰囲気があったのかもしれません。

「コレクション」は、ひっそりとできる娯楽であり、豊かさの象徴だったのかもしれない、と思いました。

コレクションすること自体をわくわくして楽しむ反面、どこか緊張していたのかもしれない。

再び来るかもしれない飢餓を恐れて。

飢餓状態を味わったことのない私には、想像しかできない、到底わかることのできない気持ちです。

渋柿の皮も捨てずに干して、漬物をつけるときに使います。

持ち直せるから、手放せる。

もし、今すぐに持ち物を全て手放したとしても。電子カードや現金さえあれば、すぐに身の回りのものを揃えることができます。

家から一歩も出なくたって、キーボードを打てば買い物ができて、数日後には家に届きます。

「いつでも手に入れられるしー。」という、「油断しっぱなし」な状態でも、今の時代は生きられます。

ゆとりと安心があるからこそのミニマリストなのかな。

なーんて考えながら、祖父がせっせと集めていたであろう未使用記念切手を、孫の私は郵便を送るためにせっせと消費しようと思います。

おばあちゃんが先月、購入した柿の本です。

柿づくし: 柿渋、干し柿、柿酢、柿ジャム、紅葉保存
by カエレバ

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